こんにちは、レオナルドです。
転職活動をする際、複数の転職エージェントを活用することをオススメしています。なぜ転職エージェントは一社だけではなく、複数同時に登録しておいた方が良いのか?
転職エージェントへ複数同時に登録しておいた方が良い5つの理由
その理由はこの5つです。
それでは、一つずつ解説していきます。
1. 情報が集まる
複数のエージェントに登録しておくことで集まる情報量が多くなってきます。
転職活動において情報量は とても重要になってきますので、より多くのエージェントとコンタクトを持っていることで、自分一人で検索して見つけ出すよりも、効率的により多くの情報を集めることができます。
さらに転職エージェントしか持っていない非公開求人もあったりしますので、そういった点においても複数のエージェントと繋がっておくメリットあるかと思います。
求人の情報だけではなく、自分が興味を持っている業界や企業そのものの内部事情などに詳しいエージェントもいる場合がありますので、いまの自分と応募先の会社・業界に求められるスキルを紐付ける情報を、この場で収集することにも役立てることができます。こういった情報は個人でインターネット検索だけではなかなか得ることができない情報なので、重宝します。
2. 情報の信憑性を比較できる
市場動向や企業情報に関して、複数の情報ソースを持っておくことで、手持ちの情報も増えますし、その確からしさも確認することができます。
お医者さんのセカンドオピニオンと同じ発想ですね。
もし自分が興味を持っている業界出身の転職エージェントの方がご担当になった場合は、ぜひ積極的に実際のお仕事内容であったり、業界情報、さらには競合他社、製品などの情報もキーワードとして頂いておくのも良いかと思います。
もらったキーワードをベースに、さらに自分でリサーチをすることができるので。
3. 担当エージェントと合わない場合、他に移れる
ご担当の転職エージェントは、登録した時点で先方で担当を決めてコンタクトをしてくるので、こちらで選べる訳ではありません。
運悪く、あまり合わないエージェントの方がご担当になった場合は、潔く別の転職エージェントへ移ってしまいましょう。転職活動は時間が命です。
企業に応募をしてからではエージェントの切り替えは難しくなりますので、最初の面談とそれ以降応募までのやり取りで、 そのエージェントをこの転職活動のパートナーとして信頼できるかを見定めてください。
エージェントの見分け方に関して、もう少し詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください。
4. 分野ごとに違うエージェントを使い分けることができる
担当のエージェントさんご自身が自分の興味ある業界に在籍していた、というケースもよくあります。そういう場合は、その方に色々と教えてもらいましょう。
ただし、この場合もそのエージェントさん一人に絞ることはやめましょう。
5. 内定を複数もらったときに、エージェントと駆け引きができる
うまく転職活動が進むと内定を複数もらえることがあります。
これは「給与アップ」のまたとない非常に貴重なチャンスです。絶対活用してください。
同じ会社に10年居続けるよりも、一気にその上をいく年収を引き出せる可能性がある絶好の機会です。
転職エージェントは基本的に成功報酬なので、内定を獲得したあなたはエージェント側から見ると非常に価値の高い存在となっています。
このときにエージェントにとって競合(他のエージェント)が存在する、ということは非常に脅威な訳です。条件面での差を可能な限り減らせるように協力してくれます。
転職エージェントがあなたに協力してくれるもう一つの理由
あなたが転職を決めた会社の年収の○%を成功報酬として、「採用企業が転職エージェントへ支払う」という契約になっていれば、転職エージェント側からしても、「あなたには高待遇で入社してもらいたい」訳です。
あなたの給与交渉は彼らにとっても成功報酬が上がりますので、エージェントが全力でサポートをしない理由がありません。
こういったお話をすると、後ろめたく感じる方もいるかもしれません。ただ複数の企業が「あなたに来てもらいたい」と言ってくれている事実は、「あなたの市場価値を認めてくれている人が複数いる」ということなので、そこは交渉材料として大いに使ってください。
交渉を始める前の注意点
交渉を始める前に必ず「先方がどのくらいあなたを評価しているのか」を、 エージェント経由でそれとなく確認しておいてください。
内定はもらっているけど、その企業側からしたら、実はあなたは数いる内定者の一人である可能性もない訳ではありません。そういう内定に対して、こちらから先方の意図した条件と大幅に異なる条件を提示してしまうと、先方の心象を悪くしてしまう可能性も出てきてしまいます。
間にエージェントさんが介在してくれているので、気の利いた言い回しにはしてもらえるので、直接自分で企業と話をするよりは、この点でもエージェントを利用しているメリットはありそうです。
もしくは、仮に複数内定がない場合でも、もし「内定者はあなたしかおらず、どうしてもあなたに来てもらいたい」と思ってくださっている企業がいらっしゃるのであれば、「いまの会社に残るか迷っている」という形で交渉してみるのもアリかと思います。
僕自身、年収を上げることだけに重きをおいた転職活動は、経験的にあまりおすすめをしないのですが、 内定をもらったこの状態においては、あなた自身が勝ち取った大きなチャンスですので、大いに活用してもらいたいと思います。
さいごに
今回は「転職エージェントへ複数同時に登録しておいた方が良い5つの理由」というテーマで解説してきました。
では、実際に何社くらいの転職エージェントを利用したらよいか?についてはこちらの記事で解説しています。ぜひご参考にしてみてください。
みよし
最新記事 by みよし (全て見る)
- Notionの使い方〜初心者向け基本操作マニュアル【日本語版】〜 - 2020年12月30日
- 転職活動の期間はどのくらい?短期決戦でも3−4ヶ月は見ておくべし - 2020年12月7日
- 【転職活動を成功に導く】転職エージェントの効果的な賢い使い方は? - 2020年12月6日
[…] 転職エージェントへ複数同時に登録しておいた方が良い5つの理由 […]