以前こんな話を聞いたことがあります。
「いまの僕の年収は、僕の普段付き合っている人5人の年収の平均なんだよ」と。
その当時はなんとなく聞き流していましたが、いまはその言葉の意味がとてもしっくりきます。
例えば、あなたは毎日朝から晩まで会社に長時間いるとします。そうすると、自然と同僚と過ごす時間が長くなるので、当たり前だが、あなたの年収はあなたの会社の標準的な年収に留まってしまいますよね?
会社に勤めている以上、同僚と長時間同じ時間を過ごすことは仕方がないことだと思います。
ただ一方で、みんなと同じ思考でダラダラ会社に残ったり、何度も同じことを質問してくる同僚を丁寧に対応していたり、週に何回も同僚と飲みに行ったりして、あなたの時間を使っているのであれば、それはすぐに見直した方が良いと思います。
例えば、あなたの会社の平均年収が400万円だったとします。そうすると、あなたがそこでどんなに長時間勤めても、どんなに昇進したとしても、どんなに上司に気に入られても、将来あなたがもらえる年収は、いまの会社に勤めている限り、あなたの上司や先輩を超える可能性は、残念ながら非常に少ないです。
僕が提唱している「定時で帰る」シリーズは、ただラクしてサボろうという低俗な話をしているわけではなくて、逆に高いアウトプットを出すために無駄を最小限まで削ぎ落として、やるべきことに集中して、早く帰って、自分の時間を確保できるような環境を作って、次のキャリアアップに備える、という考えを軸にしています。
もう会社があなたを一生守ってくれる時代ではありません。
かと言ってそんなに不遇な時代にいるわけでもないと思います。それどころか、とってもいい時代になってきたと僕はワクワクしています。
半沢直樹の世界みたいに、一度でも階段踏み外したら会社員生活終わり。。みたいな時代ではないのです。だから、自分の意思で前に進みたい、と思った人にはちゃんと前に進める環境が整ってきた時代だと思います。
あなたを守れるのはあなた自身しかいません。ドンドン前に進んでしまいましょう。
みよし
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